• ホーム患者さんへ > 診療内容・実績脳腫瘍 > その他の腫瘍

    その他の腫瘍




  • 【要点】

     原発性脳腫瘍は細かく分類すると140種類以上になります。
     発生頻度の特に高いものが次の4種類です。
     ・髄膜腫(35%)
     ・神経膠腫(30%)
     ・下垂体腺腫(15%)
     ・神経鞘腫(10%)
        (※大まかな数値です。)
     上記以外の原発性脳腫瘍でも、必要な検査を行い、エビデンス(根拠)に基づいた診療を行っております。

     頻度は少ないですが代表的なものとして次のような腫瘍があります。
     ・上衣腫
     ・中枢性神経細胞腫
     ・髄芽腫
     ・血管芽腫
     ・悪性リンパ腫
     ・胚細胞性腫瘍
     ・類表皮嚢胞・類皮嚢胞
     ・眼窩内腫瘍



    【症状】

     脳腫瘍の症状は、頭蓋内圧亢進によるものと、腫瘍の発生部位に特徴的な局所症状(巣症状)の2つに分けられます。

    頭蓋内圧亢進症状の特徴
    ・頭痛
    ・吐き気、嘔吐
    ・うっ血乳頭(網膜の所見)

    局所症状
    ・けいれん発作
    ・精神症状、認知機能低下、性格変化
    ・(多くは)片方の手足の麻痺
    ・視機能障害(視野欠損、視力低下)
    ・失語症
    ・複視(物が二重に見える)
    ・平衡障害、体幹失調、眼振
    ・その他(尿崩症、内分泌機能障害、顔面神経麻痺、水頭症)



    【検査】

    腫瘍の発生部位や年齢、経過を考えた上で次の検査を行い、おおよその診断が可能です。
    ①頭部画像検査(X線、CT、MRI)
    ②カテーテルを用いた脳血管撮影
    ③核医学検査
    ④PET-CT検査
    ⑤血液生化学検査(腫瘍マーカー)
    ⑥脳波
                     など。
    ただし、確定診断は実際に腫瘍組織を摘出し、病理検査を行うことでのみ可能です。




    【治療】

     無症状で良性である可能性が極めて高いと考えられる場合は、経過観察を行うこともあります。
     ただし、症候性であったり悪性である可能性が考えられる場合は、診断をつけるため、症状を改善させるために摘出術を行うことが基本です。
     診断結果によっては、術後に放射線治療や化学療法などの補助療法を必要とすることがあります。

     詳しい病状の説明については担当医にご相談ください。